シケモンの森+

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内田樹著 『コロナ後の世界』読書中に思ったこと

先に言っとくけど、このブログは思考メモとして使っていて、文章として全く練られてない、書きたいことを感情的に書く、めちゃくちゃなメモ帳です。僕以外見ないでください。

 

この著者は、政権批判をするのだが、メチャクチャな所を感じていて。

 

そもそも本書く人は政権批判をする、そもそも大多数の人は政権批判をするけど、そんなに批判するなら、お前がやれよ、と。

それともそれに代わる政治家を出して勝てよ、と。

それと政府を批判するのが正しい市民だとする人が多いけど、そういう人は10000人に1人ぐらいであってほしい。今は5000人ぐらいいそう。

例えば、コロナの病床が少ない?だっけ?なんか政府の感染症の対策が甘いって言うけど、政治の予算はトレードオフだから、「そのかわり高齢者は延命治療せず死んでくださいね」とか「生活保護の人は1万円少なくしますよ」って言えるのか?

金持ちが悪い、金持ちに税金を、ってよく色々な人が金持ちを悪人にするけど、今でも税金それなりにとってるだろうよ。内部留保に課税とか言うけど、金持ちが必要最低限の物しか買わないのを美徳とされるのに、企業は投資できないし、賃金として配ってもどうせ貯蓄や株等にされて、内部留保と同じことになるだろうよ。

ヨーロッパ見習えっていうけど「鬼滅等漫画やニンテンドースイッチに30%の税金」「お笑い番組やクイズ番組を排除して教育番組やドキュメンタリー番組を」「延命治療は虐待なのでやめよう」ってやって、日本の庶民は喜ぶのか?ヨーロッパぽくはなるけど。

「自助・共助・公助」を批判する人多いけど、「美しい国日本」「1億総活躍」みたいな小学生のふわふわした学級目標を言葉遊びで批判されても困るよ。「今の政府の予算はここがダメで、ここの自助に専念させて、ここの公助を増やしましょう」ってトレードオフで具体的に指摘しろよ。なんだよ、「公助の方が大切なのに自助という言葉を使うのはどうなんですかね」って言う人多いけど。ふわふわした学級目標を使うのはどうなのか?って意見があるかもしれないが、野党だって、民主主義は熟議の上で最後は多数決なのに「強硬採決」とか「アベ〇〇政治」とか言うし、俺は野党も与党もこういうイメージ的な言葉を使うのは悪くないと思ってる。

それとよく戦前体制を政治批判に使う人が多いけどひろゆきの「それってあなたの感想ですよね?」を気軽に使うにわかひろゆきファンみたいに多用しないでくれ。世の中平和な時の方が長いのに軽々しくなんでも戦前体制にしすぎ。

それと政府批判する人は個人情報保護法も批判してたと思うけど、今それでコロナの支給給付が遅れたことを反省している人達はいるのか?正しい思いで批判したから別にいいなら、政府だって正しい思いでやってるだろうよ。責任とれよ。学者は気楽でいいね。

「日本人が「倫理的インテグリティ(廉直、誠実、高潔)」というものに価値を見出さない国民だと思われているからである」

っていうけど、それが政府が作ろうとすると「プロパガンダ」っていうだろうし、あんたがたが自由だ自由だ!っていうと、損得感情功利主義者になるだろうし、どうしたらいいんだろうね。

自助・共助・公助の話で「健康が自己責任というのはおかしい!政府が支えろ!」っていうけど政府が「平日は2回以上ごはんや蕎麦、うどんを食べ、ラーメンやパスタやピザといった外国のカタカナ食は休日だけにしましょう」って言ったら「プロパガンダだ!」って言うだろうし、内田樹、政府批判したいだけで、健康的な生活とは何か、何も考えてねえな。駄目だこりゃ。

 

まあ批判しているけど、面白くてタメになる部分も結構あって、楽しく読んでるし、オタクは良い物でも批判したりするから、マジにならないでねー。