教育格差はお金で解決できるのか?
塾に行けない、だから貧困で学力格差は問題だ。
だがそれはお金で解決できるのか?
塾に行けないというのはふわふわした言葉だ。
ヒカキンみたいな夢の存在がいる今の世の中、塾講師並の人がyoutuberとして講義動画を挙げているだろうし、同じような授業は受けられるだろう。
本当に欲しいのは「勉強のやる気とそれを支える勉強好きなコミュニティ」なのではないのだろうか?
それと勉強のやる気とかは金ではなく「親が優秀だから俺も優秀になることができる」「親のように優秀にならなくてはいけない」というプライドとか自惚れ、親が格安の新聞紙をとっていたり利用料金自体安い美術館や博物館に連れて行ったり本棚に本がいっぱいある、とかかもしれない。それは単に金を与えるだけでできるのか?
それと関係ない話だが、本気で平等にしたがったら子どもを産んだ瞬間、国は親と子どもを無理やりひっぺがえして、皆児童養護施設のような所で育てる、となる。それはディストピアなので、悪い親があまり頭の良くない教育をするのも受け入れるしかないし、その結果貧困の大人が生まれるのも仕方のないことなのかもしれない。
そもそも「偏差値60以上の大学に行きたい」で塾に行けなくて悩むのは分かるけど「普通の学力が欲しい。塾に行けなくて高校や大学に行けない」って偏差値50程度の学力も身に着けられないなんて、学校教育の問題ではないか? なんであんだけ授業しているのに最低限の学力を身に着けることでさえ塾に頼らないといけないんだ? 頭の良い大学に行きたい人だけ塾を利用するように。学校の教育の質が問題だろ! 塾は嗜好品のようなものにしないといけないだろ! 普通の学力も身に着けられない学校の問題だ。